2006年05月23日

2005/05/31〜17

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投稿者:木村哲也2005/5/31 20:39
◇佐藤岳俊「種田山頭火と鶴彬」

『川柳はつかり』、号数不明。
 鶴彬の句。

 万才とあげていった手を大陸において来た

 山頭火の句。

 足は手は支那に残してふたたび日本に

 銃後の作品における、川柳の優越性を、岳俊さんは説いている。
 山頭火や放哉の後に、栗林一石路(誤植あり)や橋本夢道、と言っている。
 鶴彬のふれられかたが不当に少ないことも併せて、鶴彬は不遇だったと言っている。

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投稿者:木村哲也2005/5/31 17:51
◇『月刊川柳マガジン』

 二〇〇三年八月号に、佐藤岳俊「鶴彬 反戦平和を叫びつづけた川柳作家」が載っている。
 鶴彬だけでなく、著者の肖像も。
 晩年の様子と、盛岡の句碑と鶴彬祭の様子が書かれている。

 なお、二〇〇二年八月号には、「鶴彬川柳抄」がやはり佐藤岳俊によって載せられている。

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投稿者:木村哲也2005/5/31 17:15
◇グループ演劇工房第11回公演「手と足をもいだ丸太にしてかへし―鶴彬の生涯」

 ビデオも見た。
 台本の巻末に参考文献がある。

 ただし、渡辺尺蠼『井上剣花坊』(柳樽寺川柳会、一九七〇年)などのように、挙がっていても直接の資料とは言えないものもある。
 そのことを確認したもの(資料そのものがB級、とは言うつもりはないが)。
 田辺聖子『古川柳おちぼひろい』(講談社文庫、一九八一)
 中野重治『わが生涯と文学』(筑摩書房、一九七九)
 梨木作次郎『ある法廷から見た昭和史』(白山書店、一九八八)
 吉川英治『忘れ残りの記』(平凡社、一九八〇)

 よって、その他で、あえて入手を見合わせているものもある。
 高橋監修『風雪の群像』(こぶしの会、一九八二)
 河田禎之『城西消費組合』(労働旬報社、一九九四)
 『新井徹の全仕事』(創樹社、一九八三)
 『獄中の昭和史』(青木書店、一九八六)
 大谷敬二郎『昭和憲兵史』(みすず書房、一九八七)
 小野義彦『「昭和史」を生きて』(三一書房、一九八五)
 『石川県労働運動史』上下 (一九七八)
 『石川警察史』上下 (一九七五)
 「憲兵資料による反軍運動」、『現代史』一九七四夏季特別号

 さて雑誌『川柳東』収録分は、保存状態が悪いがコピーOKが出た。いくつもあるらしい。
 関係者へのインタビューは、個人的にはあまり関心がない。

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投稿者:木村哲也2005/5/31 16:04
◇『鶴彬研究』その後(4・終)

 三十八号、一九八九年六月。
 中西ホクセイ「闇と雪の下で(10)」

 三十九号、一九八九年八月。
 「原爆忌」(一叩人?)
 中西ホクセイ「闇と雪の下で(11)」

四十号、一九八九年十一月。
 中西ホクセイ「闇と雪の下で(11)」

 四十一号、一九九〇年二月。
 一叩人「「無知なままで」のこと」――鶴彬と中野重治」(『長周新聞』3849号から転載)
 
 四十二号、一九九〇年五月。
 一叩人「敬意と、共に闘う決意を」
 中西ホクセイ「闇と雪の下で(14)」
 一叩人「川柳と天皇制」
 
 四十三号、一九九〇年八月。
 中西ホクセイ「闇と雪の下で(15)」
 
 四十四号、一九九〇年十一月号。
 中西ホクセイ「闇と雪の下で(16)」
 一叩人「川柳と権力」(『長周新聞』一九九〇年一月一日の転載)
 
 四十五号、一九九一年二月。
 中西ホクセイ「闇と雪の下で(17)」
 一叩人「川柳文学の新針路」(『長周新聞』一九九一年一月八日の転載)

 四十六号、一九九一年五月
 西巻信行「鶴さんの嘆息」
 白眼派「川柳文学論」(『中日新聞』「大波小波」一九九〇年十二月二十五日の転載)
 中西ホクセイ「闇と雪の下で(18)」

 これで終刊の様子。

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投稿者:木村哲也2005/5/31 15:00
◇『鶴彬研究』その後(3)

 三十三号、一九八八年二月。
「ある諫言 川柳文学更生の為に」
(読者の投稿。変容した『鶴彬研究』を購読中止したいとの意図を読んだ)
 中西ホクセイ「闇と雪の下で(5)」

 三十四号、一九八八年五月。
 中西ホクセイ「闇と雪の下で(6)」
 (前号「ある諫言」に平伏する三人の意見表明掲載)

 三十五号、一九八八年八月。
 中西ホクセイ「闇と雪の下で(7)」
 
 三十六号、発行年月日なし。
 中西ホクセイ「闇と雪の下で(8)」

 三十七号、一九八九年二月。
 秋山清(?)「鶴彬さんと人・人・人」
 中西ホクセイ「闇と雪の下で(9)」
 池永龍生「反戦反骨の作品をこそ(上)」(『鉄道川柳』二〇四号、一九八八年十一月から転載)
 池永典男「反戦川柳作家鶴彬と作品」(S57・6・1)
 酒井路也「反戦作家鶴彬―断片」(『川柳せめんだる』二七八号、一九八八年九月号から転載)
 立木健之「鶴彬」、(『あゆみ』三十六号から転載)
 長周新聞への『反戦川柳人鶴彬研究』三十四号、三十五号、三十六号の紹介記事

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投稿者:木村哲也2005/5/31 14:42
◇『鶴彬研究』その後(その2)

 二十三号、一九八五年八月。
 ↓の「川柳の原典は?」は、こちらの号に収録の誤り。
 他には、佐藤冬児の死がふれられている以外、直接関係の記事はない。

 二十五号、一九八六年二月。
 「未発表の直筆 49年ぶりに発見」(一叩人?)
 「鶴彬全集出版の後」(一叩人?)
 「新興川柳に就て」の当時の活版が転写されているが、読みづらく、意図不明。

 二十七号。一九八六年八月。
 関連記事は見当たらず。

 二十九号、一九八七年二月。
 中西ホクセイ「闇と雪の下で(2)」
 (「半島の生まれ(連作)」が横向きで転載)

 三十号、一九八七年五月。
 関連記事は見当たらず。

 三十一号、一九八七年八月。
 中西ホクセイ「闇と雪の下で(3)」

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投稿者:木村哲也2005/5/31 14:10
◇『鶴彬研究』二十一号

  一九八五年二月。
 「広がる鶴さん」
 鶴彬の肖像(「あらはん」一九八三年八月号表紙の転載)の他、以下の関連記事の転載。
 半藤一利「戦う街頭の芸術・川柳作家」、『あらはん』同上
 柏原幻四郎「丸太にしてかへし」、『番傘』一九八四年七月号
 畑晩菁「反戦川柳人の鶴彬によせて」、『赤旗』読者の広場、一九八三年十月六日
 佐竹観光「「時事川柳」強化し保守政治に一矢を」『社会新報』読者のひろば、一九八四年七月七日
 佐藤冬児「「おしん」の故郷」、『月刊ダン』一九八四年十一月
 斉藤大雄「手と足をもいだ丸太にしてかへし」、『川柳さっぽろ』一九八四年九月

 他に、佐高信「サントリーは文化企業か?」、『現代の理論』一九八四年八月、もありと言及。
 転載でなく、巻末に以下の記事。

 「川柳の原典は?」(一叩人?)

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投稿者:木村哲也2005/5/31 13:45
◇『鶴彬研究』その後

 飛び番号は未見。
 十七号、一九八四年二月。
 「「人災」を叩いた鶴さんの作品」(一叩人?)
 十九号、一九八四年八月。
 雪江武司「川柳の反戦詩」(全国商工新聞一九八四年二月十三日転載)

 さすがにこれではまずいと見たのか、二十一号は様子が違う。

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投稿者:木村哲也2005/5/31 11:11
◇『鶴彬研究』十三号

 一九八三年二月。
 前言訂正。前後して発見。
 
 一叩人「鶴彬研究会の歴史」
 これまでの同志が離反していった経緯が細かに書かれているが、はっきり言ってがっかりする。
 雑誌運営では、絶えずいろんなことがある。
 あるいは、それ以外でも、同じ作家を同じく好きなはずどうしの者でも、うまくいかないこともある。
 考えは合わなくなっても、それぞれに悪口は言わずにやるのが、その作家への、その道を志すものの使命と思うことを、むしろ痛感させられた。

 一叩人「評伝「反戦川柳人鶴彬〜一叩人著」について」
 一叩人「丸太の碑心の手足もいで建て」 
 (伴野有市郎「ローマ字運動の歴史と岩手」)

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投稿者:木村哲也2005/5/31 10:49
◇『鶴彬研究』十六号

 一九八三年十一月。
 丸岡英敬「評伝・鶴彬を読んで」
 一叩人「必死の反戦川柳作家 鶴彬から学ぶ」
 乱鬼龍「鶴彬は生きている!」
 谷口茂子「一叩人 著 反戦川柳人 鶴彬」
 「(川柳公論一九八三年九月号記事 反戦川柳人 鶴彬 書評)」
 「(川柳新聞八月十一日号記事 反戦川柳人 鶴彬 書評)」
 「人民解放に捧げた生涯」(『新生』九十六号一九八三年七月十五日)

 転載記事ばかり。著作権が心配。

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投稿者:木村哲也2005/5/31 10:42
◇『鶴彬研究』十五号

 一九八三年八月。
 「鶴さんと戦争」(一叩人?)
 「評伝・反戦川柳人鶴彬を手にして」
 (小沢信男、紀田順一郎、佐藤冬児、他、計十一人。北陸中日新聞記事)

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投稿者:木村哲也2005/5/31 10:38
◇『鶴彬研究』十四号

 一九八三年五月。
 十三号は未入手。
 以下の号は、見たことがあるものについて、鶴彬関係の記事のみの目次とする。
 見るべきものは少ない。

 喜多一二「新興川柳断片箇条書」
 一叩人「創始川柳はプロレタリア文学」
 一叩人「鶴さんとメーデー」
 一叩人「評伝〜反戦川柳人鶴彬」
 鶴彬「サムライ」(詩)

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投稿者:木村哲也2005/5/30 22:02
◇高鶴礼子「青の峻列」

 『詩人会議』二〇〇一年一月号。
 共産党の雑誌の著者である。
 短詩系文学の一つとしての川柳を誤解なく認めてもらいたいとして、鶴彬について述べ始める。
 「激しい」という形容である。
 略伝が続くが、井上剣花坊との関係が、わかりやすく述べられている。
 半文銭と五呂八と森田一二との関係も、はっきり書かれている。
 晩年の人生も、はっきり書かれている。
 鶴彬の死が、新興川柳運動の落日、という終わりは、やや大げさか。

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投稿者:木村哲也2005/5/30 21:38
◇澤地久枝「反戦川柳人 鶴彬と一叩人」

 「遠い日近いひと 7」『諸君』一九九六年八月号。
 現存する鶴彬の絶筆のハガキから始まる。
 伝記の空白期二回について。
 ただし、澤地は伝記の一人歩きを嫌っていたことを思い出したい。
 評論を時代に位置づけて、扱っている。これは意外と鶴彬に関しては珍しいことである。
 自作を引き合いに出して、他人の作を批判することを、澤地はややいさめている。

 旧版全集の編者、一叩人について書かれ始めるが、後の新版全集でとは違って、まだ好意的である。
 ガリ版で復刻をしたことはいいが、間違いだらけを活版全集まで引きずってきたことは、ほめられない、というのが小生の立場であるし、間違いが多いことは、澤地も後にこぼしている(この記事の段階では、また全集を出す必要がある、という程度であるが)。
 『鶴彬研究』などに澤地がふれないのも、その内容を知って、好意的になれない、と理解しておく。

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投稿者:木村哲也2005/5/30 20:13
◇玉井克輔「川柳を武器に天皇制軍国主義と闘った川柳人鶴彬の短い生涯」

 『まなぶ』五百四十八号、二〇〇三年十月号。
 よくある、と言っては失礼ながら、略伝である。
 特に新しい情報はない。
 筆者は、元労大専任講師、とある。

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投稿者:木村哲也2005/5/30 19:54
◇『川柳人』

 佐藤岳俊主宰の月刊川柳雑誌。
 二〇〇五年五月で八百六十一号である。

 五月号巻頭には、広田仁吉の「鶴彬論」が『川柳ジャーナル』に載っているとある。

 大塚ただしの「川柳の歴史を正しく伝えていこう」では、匿名ながら、共産党の雑誌『女性のひろば』に高鶴礼子が「川柳はないちもんめ」で、鶴彬について述べたことへの異議を唱えている。
 はたして、二〇〇四年三月号を入手した。
 「反戦川柳作家」という呼び方についての感じ方の問題であるが、まあ、高鶴のほうが旗色が悪そうな気はする。

 同じ記事の中で、昨年暮れに出た佐藤美文『川柳文学史』(新葉館出版)の批判もしている。
 はたして、現物を見てみたが、これも大塚の肩を持っておく。ただ、鶴彬についてだけ不当な扱い、というわけではなさそうだが。

 三月号は「特集 鶴彬と戦争」である。
 別掲の著作でも、小学生に鶴彬の感想を書かせていたが、どのように何を配付して教えたかが不明で、個人的には関心が持てない。
 一回の授業だったらしい、と想像できたが。
 また、大塚ただしの文に、鶴彬が出てくる。

 一月号にも、小学生の文章あり。
 また、大塚ただしが、大阪のあかつき川柳会の句集『あおぞら』についての感想を述べている。選句の仕方について述べられているが、川柳界以外から見れば、さして違和感なし。

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投稿者:木村哲也2005/5/17 10:50
◇『鶴彬全句集』校正中

 新資料もともかく、遺漏もあり。
 随時、ここに発表して、補筆する。

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posted by Jiken at 16:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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